人生は受け入れないと進めないことばかりですね。
受け入れるとは諦めるということではなく、その事実を自分のことだと認め入ることです。
例えば老いや病気、そして寿命などは避けて通れないことです。
運動能力や身体能力、そして顔形や身長などの身体つきもそう。そのどれも成長や変化したとて自分の理想か否かは別だし、それを否定したところで前には進めないのです。
親や子供を選べないのも、出世や成功それから挫折も。その全てを必然と思うほど達観するのではなく、事実に泣き喚いて抵抗しながら進むしかないことは多い。
また自信のなさやコンプレックスも、足掻いてもいいけど、それを恥じ拒んで生きるほうが苦しい。
認め難い理由の多くは、その事実がまるでダメで劣っていると思うからですかね。自分の価値に直結してしまう人には耐え難いのですよね。
でも、努力もいいが認めよう。
すると窮屈だった皮が剥がれて自然な輝きを発することは多く、その方が伸びることもある。
私も、老いと体の不具合を実感し、足掻きながらも少しずつ受け入れ、尚且つ生きることを味わう今日この頃です。