理性か感情か(ウィル・スミス、プーチン)

アカデミー賞の授賞式にて、ウィル・スミスが妻を侮辱したMCのコメディアン、クリス・ロックに対して平手打ちをした。この場面を見ても人間の最終行動を決定づけるのは、その行為(暴力)に対して、規律や道徳心・理性ではなく感情なんだろうと思う。

ロシアのプーチン大統領においても、大統領としてというよりプーチンとしての決断が今を作っている。それはまさに理性ではなく感情であり、国民の為ではなく固執した自分の為である。

ウクライナの国民、妻や子供や親が犠牲となっている。それが新たな憎しみを生み更なる戦いの芽を育ててしまうことは、幾多の歴史が証明している。これにおける感情を誰が批判できようか。人類はその繰り返し。

理性的がいいとか感情的でも仕方ないとかそういう話でもない。
誰にでもありえることだから。

だったらその行方は、それに関与する周りの正しい頭と心にかかってくるのだろうと思うのです。

制裁が賞賛か、本人はそれを真摯に受け止める覚悟が必要なんだよね。