みなさんこんにちは。静岡県沼津市にある心理カウンセリング事務所「マザーアース」の浅野順子です。
昨日は終戦記念日ということで、いろんなTVやネットで戦争関連の話が掲載されていました。
戦後75年という年月の経過で体験者の年齢は上がり、生きてる間に語らなければと重い口を開き始めた方、75年という年月を経ても思い出したくないと硬く口を閉ざす方、想像を絶する体験がそこにあったのでしょうね。
また今年はコロナの事もあり、100年前の第一次世界大戦時のスペイン風邪の大流行や、第二次大戦下でのデング熱やマラリアといった感染症のことなども語られていました。
「試される人間の本質」の記事でも触れましたが、人間の行いが招いたウイルスの蔓延は当時から始まっており、戦争も含め人類規模で生き方を突き付けられているのですね。
さて、今日からカウンセリングをテーマにした記事が続きますが、手始めに2本ご紹介です。
カウンセリングとはどういうものなのか分かりやすく解説しています。
ではどうぞ。
天動説から地動説に気づくとき。カウンセリングってそんなもの。
天動説から地動説に気づくとき。カウンセリングってそんなもの。
自分の全てが自分の内側から動き出す。 他人の眼から自分の眼に変わってくる。 カウンセリングって、眼から鱗。 それは、地動説を発見したときと変わらないほどの衝撃です。
自分は全く変わらないのに、全てが違って見えてくる。 自分仕様に動き出す。自分色に輝きだす。 心底自分を面白がれる。 そういうもの。
カウンセリングは謎解き、最大のパズルです
人の生き方というか、物の見方や行動の仕方には、その人となりが必ず表れています。 それぞれ、その人本来の視点、軸のようなものといいましょうか、 その人の持って生まれた個性がアンテナとなり、自分の見方、行動を形づくります。
しかし、それが他人から影響を受け続けると、その視点・軸がぐらつき、 ブレた行動パターンになっていきます。 その殆どは、幼少時代の家庭環境、繰り返される日常の中から、親の価値観や 家庭にあった空気によって影響されます。 例えば、いつもいい子であった人は、大人になってもそれが行動に表れます。
親の言うことをよく聞くいい子だった人は、親に似た他人に敏感に反応しやすいでしょう。 両親のどちらかが絶対的な権限を握っていたり、暴力、いさかいが絶えなかった家庭に 育てば、世間のそれらのものに敏感に反応するでしょう。 道徳的傾向が強い家庭は、善悪での見方が身に付き、善行、立派な人を 目指すようになるでしょう。
このように、それぞれの行動パターンには、過去に受けた色んな反応が付着していきます。 人間は繊細なデリケートな生き物ですから、非常に敏感に他を察知し、変化します。 その付着が少ないとあまり気にならないのですが、本来の素を脅かしてくると、 ぐらつきやブレが生じて、違和感として認識されます。
カウンセリングでは、本来の自分の素が何なのか、付着がどういうもので、 どう影響していたのかを解いていきます。 とても奥が深く、自分でしかできない、人生最大のパズル。 すべてのパーツがはまる、最高の謎解きです。