毒親に育てられた子供

みなさんこんにちは。静岡県沼津市にある心理カウンセリング事務所「マザーアース」の浅野順子です。

7月も折り返しですね。私が住んでいる沼津周辺でも一昨日くらいから蝉が鳴き始めました。

本来なら今宵は、夏の沼津の風物詩「花火大会」の日なんですが、今年はコロナ感染を懸念して中止です。

また今年は冷夏とか言われてますが、どうなんでしょう。早くこの鬱陶しい梅雨が明けてほしいものです。

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さて今回の記事は「毒親に育てられた子供」です。

毒親」という言葉、日本でもメジャーに使われ始めましたね。まぁ親子関係において、子供にとって毒となる親のことを示す分かりやすい言葉ですね。

毒を移されたから病み、そして毒を移す当人にも毒の自覚がないという厄介さ。そしてその毒のもたらす苦しさ、解毒する難しさ。すべて「毒」という概念を用いて説明しています。

「罪を憎んで人を憎まず」のように、「毒を憎んで親を憎まず」なのか、いや、憎む気持ちはあっても“せい”にしていては解毒できず、いまだに毒を持っている親の側にいて解毒が進まないというのもまた分かりやすい話。

厳しい話ですがそれが現実のようです。

それではどうぞ。

毒親に育てられた子供

毒のある親が子育てをすると、子供に毒が移ります。いくら親が無意識だとしても、それは結果として毒を盛られたことになります。

その毒がジワジワと子供の心そして精神に影響を及ぼして行くのですが、それにかかる時間は知らず知らずに年単位で蓄積されます。

その毒が回った子供は対人関係で苦しみますが、それが毒のせいだと気がつくには更に時間がかかります。

やがて心をむしばみ、どうしてこうなったのか分からず、神経がズタズタになる頃には成人となり、問題行動が起きたとしても親に毒親としての自覚はなく、「育ててやった」「成人したら自分の責任」と言い放たれます。

自分の親が毒親だったと自覚するのは辛いことなのに、親から、いとも簡単に自己保身と突き放しを食らったら、どう生きていけばいいのでしょう。

この苦しみが親のせいならそれを分かられたいと思ったり、責めたくなるのも当たり前。ですが、無自覚な親の毒が回ったのですから、親の側に居続けることで解決や解毒は期待できません。

自分でも訳の分からない毒というものがもたらした弊害の多くは、対人における弊害です。対人恐怖や人との摩擦、そこにあるのは自己否定や自尊心のなさです。

解毒は簡単ではありませんが、抜ける毎に楽になれます。そして解毒とは、親から受けた抑圧、マインドコントロールから解放されること、解脱できることです。

ですから着手すべきは、それが何なのかどこがそうなのかを突き止めることです。

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